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楽観できない日本景気持ち直しの動き
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7月30日に発表された6月の鉱工業生産指数(生産指数)は、前月比プラス2.4%と、4カ月連続の上昇となりました。
これにより、4-6月期の生産指数は、前期比プラス8.3%と、5四半期ぶりの上昇に転じています。
生産指数と同時に発表された生産予測指数は、7月が前月比プラス1.6%、8月が同プラス3.3%となっています。
仮に7、8月の生産指数が、生産予測指数と同じ結果となり、9月が8月と同じ水準となると仮定すれば、7-9月期の生産指数は、前期比プラス7.4%と、4-6月期と同じように、高い伸びが続くことになります。
一般に生産指数は、実質GDP成長率との連動性が強いと考えられています。
このため、エコノミストなど市場関係者の多くは、生産指数の強さから、日本の実質GDP成長率は、4-6月期は大きくプラスになるだろうし、おそらく7-9月期も、それなりに高い伸びを示すだろうと考えています。

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