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【ロンドン市場】円高推移継続、ドル円は102円台へ下落
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9日のロンドン市場では東京市場からの流れが継続し、
ドル円、クロス円が軟調に推移。
ポンドドルが来月の利下げ観測を背景に水準を切り下げた。
◆ドル円 102円台へ下落、4月23日以来の安値 ドル円は103.30レベルから102.60レベルまで軟調に推移。
東京市場からリスク回避の円買いが強かった上、欧米の株式市場が値を下げたため、 ほぼ一方通行で下落した。
◆クロス円 下値切り下げ、ポンド円は200円割れ ユーロ円は159.90レベルから158.60レベルまで、ポンド円は202.30レベルから 200円割れまで下落。
ユーロ円は1円超、ポンド円は2円程度の下げ幅となった。
原油高を背景にカナダ円は底固く、スイス円はリスク回避のスイス買いを 受けて水準を維持したが、その他のクロス円は軟調に推移した。
◆ユーロドル 堅調ながら上昇一服後は小動き ユーロドルは1.5420レベルから1.5488レベルまで上昇した。
昨日のトリシェ総裁の発言が引き続きタカ派寄りだったため、 ユーロ買いが優勢だった。
ユーロポンドが堅調だったこともサポートとなった。
◆ポンドドル 1.95レベルのサポートを下抜け軟調推移 ポンドドルは1.9550レベルから1.9466レベルまでポンド安推移。
昨日、トリシェ総裁がタカ派的な姿勢を維持した一方で、ポンドは来月のMPCでの 利下げ観測が強く、ユーロ高・ポンド安の動きとなった。
ユーロポンドは0.7890レベルから0.7940レベルまでユーロ買い・ポンド売りが進み、 ポンドドルを圧迫した。
◆カナダ雇用者数、事前予想上回りカナダ買い強まる ドルカナダは1.0135レベルから1.0052レベルまでカナダ高・ドル安推移。
NY原油価格が時間外取引で125ドル台まで上昇したためカナダ買いが強まった。
また、カナダの雇用統計で雇用者数が市場予想の1万人の増加に対して1.9万人の 増加となったこともカナダを押し上げた。
◆米貿易赤字予想以上に縮小するも、ドル買いの動きは限られる 米貿易収支で赤字額が市場予想よりも縮小したことからドル買いの反応が出た。
ユーロドルは1.5455レベルから1.5433レベルへ、ポンドドルは1.9474レベルから 1.9458レベルまでドル高の動き。
ドル円は102.60レベルから102.90レベルへ反発した。
ただ、ドル買いの反応は大きくなかった。
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