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【ロンドン市場】リスク選好の動き一服 利益確定の動き
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28日前半のロンドン市場はリスク選好の動きが一服、円相場は円高の動きが強まった。
序盤は買いが先行したものの、高く始まった欧州株や原油が下げに転じたこともあり、為替市場も利益確定の動きが強まった。
ドル円は95円台前半から94.50近辺、ユーロ円は134.50近辺に下落している。
◆ドイツ銀決算 貸倒引当金は予想以上に増加 懸念残す内容 ロンドン時間開始前に発表されたドイツ銀行は予想を上回る好決算を示した。
序盤は市場の雰囲気をポジティブにしていたが、ドイツ銀行の株価は欧州株式市場で大幅下落となっている。
業績は予想を上回る良好な内容ではあったものの、不良資産に対する貸倒引当金が予想以上に増加したことを嫌気しているようだ。
同行のアッカマンCEOも株主向けの書簡で、景気見通しは依然警戒水準が続いており、クレジット市場の環境も圧力が継続していると述べていた。
改善傾向が示されてはいるものの、依然として懸念は燻る内容となっている。
◆目先のサポートは10日線 きょうのロンドン市場は円買いの動き強まっており、ドル円、クロス円は利益確定売りが強まっている。
なお調整の範囲ではあるが、目先のサポートラインとしては10日線が想定される。
本日は、ユーロ円が133.80、ポンド円が155.30付近にある。

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