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【東京市場】リスク選好の動き、円売り優勢
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27日の東京市場は、リスク選好の動きが優勢となった。
日経平均が1万円の大台を回復するなど、市場のリスク許容度は改善傾向が続いており、為替市場も円売りの動きが優勢となった。
ドル円は95円、ユーロ円は135円の壁に抑えられたものの、底堅い動きを見せていた。
◆ユーロ円 ゴールデンクロス示現 135円で上値は抑えられたものの、ユーロ円は堅調な動きを続けており、上値期待は高まっている。
7月13日を底にチャートは上昇軌道を再び描き始め、きょうは10日線と21日線のゴールデンクロスが示現している。
ターゲットはボリンジャーバンド(21日・標準偏差2)の上限である137円到達が期待される。
目先のレジスタンスは23日の高値135.60。
◆中国はドルを容認せざるをえないとの見方も きょうからワシントンで米中閣僚級会談が始まる。
オバマ政権になって初めての中国とのトップレベル会談となるが、中国は先日のG8とG5のサミットで、準備通貨制度改革を提唱、IMFのSDRをドルに変わる世界の準備通貨とすることを呼びかけている。
しかし、今回の会合で、短期的には中国はドルを準備通貨として採用せざるをえない結果になるのではとの見方も強い。
為替市場は静観姿勢といった雰囲気で、ユーロやポンドは対ドルで上昇していた。

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