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【NY市場】クロス円振幅、ドル円はこう着
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23日のNY市場はクロス円の振幅が目に付いた程度。
ドル円は94円台後半に張り付き、値動きがこう着した。
週末で売買を見送る投資家が多く、全般に取引は閑散としていた。
前半はマイクロソフトの決算を嫌気し、ハイテク株主導でダウ平均が下落。
この間、ユーロ円は135円付近から134円台半ば、豪ドル円は77円台後半から77円付近まで下落した。
ただ、中盤に差し掛かるとダウ平均は下げ渋り、円高も落ち着きを見せている。
バーナンキFRB議長が金融危機対策の一環である緊急貸し出し制度について、かつてのような大規模な貸し出しを見込んでいないと述べ、景気不安がやや後退した。
ユーロ円は一時135円付近、豪ドル円は一時77円台後半まで値を戻した。
ダウ平均は結局、23ドル高と小幅続伸で取引を終えている。
終盤には一時9100ドル台を回復し、連日の年初来高値更新となっている。
◆米消費者信頼感、上方修正も5ヶ月ぶりマイナス きょう発表された7月のミシガン大消費者信頼感指数・確報値は66.0だった。
確報値は市場予想(65.0)や速報値(64.6)を上回ったが、マーケットの反応は限定的だった。
上方修正とはいえ、今回の消費者信頼感は5ヶ月ぶりの前月比マイナスに転じている。
雇用情勢の悪化が消費マインドの冷え込みに繋がった。
個人消費の本格的な回復はまだまだ先のようだ。
◆ポンド安一服、週末で利益確定の買い戻し ポンドは対欧州通貨で買い戻された。
ユーロポンドは0.86台後半から0.86台半ばまで下落し、ポンドスイスは1.75台半ばから1.76台前半まで上昇した。
ロンドン市場では第2四半期の英GDPが市場予想を下回ったことでポンド売りが加速。
ユーロポンドは0.85台後半から0.86台後半まで急伸、ポンドスイスは1.77台半ばから1.75台前半まで急落した。
週末ということで一旦利益確定の買い戻しが入ったようだ。
ポンド円やポンド円も下げ渋っている。

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