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景気対策の大規模化も考えられる中国経済の現状
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中国の中央銀行である中国人民銀行が16日に実施した1年物と3カ月物証券のオペは、利回りが今年最高水準となりました。
中国人民銀行が発表した資料によると、1年物証券、3カ月物証券ともに、利回りが1週間前から0.1程度上昇しています。
中国人民銀行のオペで利回りが上昇していることから、市場関係者の間では、中国当局が金融引き締めに動きつつあるのでは?との見方が強まっています。
中国の銀行による新規融資額(6月)は、1兆5300億元(約20.8兆円)と、前年同月のほぼ5倍に達しています。
各種報道によると、中国当局は、急拡大している融資の多くは、不動産や株式といった資産に流入しており、資産価格の上昇(いわゆるバブル)を招いていると懸念しているようです。

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