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【NY市場】早朝円安、その後は様子見に
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週末のNY市場は早朝を除き様子見が優勢だった。
早朝の取引でドル円は93円台後半から94円台前半、ユーロ円は132円付近から133円付近まで買われた。
ただ、その後は週末ということで様子見が優勢となり、ドル円、クロス円は円安水準で振幅した。
きょう発表された6月の米住宅着工件数は予想外の増加、シティ、バンカメなど米大手銀行の決算は資産売却が奏功し、2期連続で黒字となったが、リスク選好の円売りを進めるにはやや力不足だった。
ダウ平均は5日続伸で引けたが、上げ幅は小幅にとどまるなど積極的な買いは手控えられた。
◆ポンド買い戻し、景気悲観論落ち着く 目新しい材料が無い中、ポンドは比較的堅調に推移した。
ポンド円は152円台後半から154円台半ば、ポンドドルは1.62台後半から1.6400付近まで買われ、ユーロポンドは0.86台半ばから0.86台前半まで売られた。
ロンドン市場ではビーン英中銀副総裁が英景気に慎重な見方を示したことでポンドが売られた。
週末ということで短期筋が一旦ポンドの買い戻しを急いだようだ。
◆サマーズ米NEC委員長、景気回復に自信示す きょうはサマーズ米NEC委員長の発言が伝わっている。
同委員長は雇用は悪化しているが、米経済は今年後半にプラス成長に転じるとの見方を示した。
また、財政赤字が将来における最大のリスクであるとし、景気回復時の支出抑制など出口戦略の重要性についても訴えていた。
サマーズ発言に関するマーケットの反応は見られなかった。

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