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【ロンドン市場】重要イベントこなすも値動きはごく一部
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17日のロンドン市場ではポンドが売られた。
ビーン英中銀副総裁が景気回復には時間が掛かると発言し、慎重な景気見通しを示したことがポンド売りの背景とされた。
ユーロドルはポンドドルの下げに圧迫され上値が重かった。
円相場はバンカメやシティGの決算発表を控えて小動き。
両社の決算内容は市場予想からぶれたものの、サプライズをもって迎えられることはなく、その後もドル円やクロス円は小動きだった。
昨日の引け後に発表されたIBMやグーグルの決算発表に加えて、本日はバンカメ、シティG、GEの決算が発表された。
時間外取引で個別の反応ははっきりしたものの、株価指数の動きには大きく影響しなかった。
手掛かりが多く、短時間では消化しきれないようだった。
◆重要イベントは消化不良 ドル円は93円台後半を中心にもみ合い。
バンカメとシティGの決算発表待ちが続いた後、両社の決算内容もほとんど手掛かりにはならず、小動きを続けた。
クロス円はポンド円を除きもみ合い。
ポンド売りが続く中、ポンド円は153円台前半から152円台前半まで下落。
ユーロ円は132円ちょうどを挟んで小動きだった。
米住宅着工件数や米住宅建設許可件数は市場予想を上回ったが、手掛かりにはならなかった。
◆ビーン英中銀副総裁の発言でポンド安 ポンドドルは1.63台後半から1.62台後半まで100ポイント超下落。
ビーン英中銀副総裁の慎重な景気見通しが背景とされた。
ユーロドルはユーロ高・ポンド安推移にサポートされたものの、ポンド安・ドル高の動きに圧迫され上値の重い展開。
1.41台前半から1.40台後半まで水準を切り下げた。
ユーロポンドは0.86台前半から0.86台半ばまでしっかりと推移。

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