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きちんと評価されるために、この値段が必要だった(世界ブランドの日本人を追え クエスト 探求者たち)
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- 2007年の年明け早々、UCC上島珈琲が、100グラム7000円というコーヒーの発売をプレス発表した。そのコーヒーの名は、「ブルボン・ポワントゥ」。およそ200年間、忘れ去られていた幻のコーヒーの復活だった。 この高価なコーヒー豆が育てられたのは、ブルーマウンテン(ジャマイカ)のあるカリブ海でも、キリマンジャロ(エチオピア)のあるアフリカ大陸でもない。世界のコーヒー栽培史にとって重要な役割を果たしたのは、インド洋に浮かぶ小さな島だ。 200年の眠りを目覚めさせた男 ブルボン・ポワントゥのふるさとは、現在、レユニオン島と呼ばれる佐賀県ほどの大きさの小さな島である。アフリカ大陸の東に浮かぶ島国マダガスカルのさらに東に位置し、かつては「ブルボン島」と呼ばれていた。
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