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医療界も金融界も「サービス業」(渋澤 健の資本主義と道徳)
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- 「忠恕」とは、誠実で思いやりがあることを示す言葉です。渋沢栄一は、忠恕こそ自身を高めるための基礎にあるものであり、幸運の源だと言っています。1915年(大正4年)に「養育院」の職員たちに向けて栄一はこのことを話しました。栄一は、1876年に養育院が設立された時に院長に就任、1931年に他界する直前まで院長を勤めました。養育院の院長は、栄一が最も長く勤めた役職です。 約500社の会社の設立に関与した栄一は「日本の資本主義の父」と言われています。一方で、600ほどの病院、大学などの非営利組織・社会事業の設立に貢献していることはそれほど知られていない功績でしょう。 社会的活動への参画は、「忙しすぎて」ほかの人に負わせてしまう向きがあります。
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