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官製ベンチャーキャピタル「産業革新機構」への期待と不安(ニュースを斬る)
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- 資本金900億円の官製ベンチャーキャピタル(VC)会社「産業革新機構」が8月にまでに設立される。景気低迷でも、将来性のある産業を育てるのが狙いにある。820億円は経済産業省が出資、8000億円の政府保証も付く、まさに官製巨漢ファンドと呼べる。社長には元あおぞら銀行会長の能美公一氏、COO(業務執行責任者)には米カーライル・グループ幹部だった朝倉陽保氏を迎えている。 今、世間の関心は、解散総選挙に集まっているが、その間に「1兆円近い官製ファンド」が産声を上げる。巨額税金を使ってVCをやること自体が “サプライズ”だが、その運営内容を見ると、幾つかの疑問が浮かんでくる [疑問1] 借金漬けベンチャーは育つのか? VCは官業に向いているか、それとも民業に向いているのか。
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