スポンサーリンク |
【NY市場】方向性欠く、GS好決算は織り込み済み
- 記事詳細
-
14日のNY市場は全体として方向性に欠けた。
ドル円は92円台後半から93円台半ば、ユーロ円は129円台前半から130円台半ば、豪ドル円は72円台後半から73円台後半で振幅した。
きょう発表された米金融大手ゴールドマンの決算は、四半期ベースで過去最高の利益を計上するなど好調だったが、市場の反応は芳しくなかった。
前日には有力アナリストの投資判断引き上げで金融株が急伸した経緯もある。
事前に好決算が予想されていたため、市場では材料出尽くし感も広がっていた。
◆カナダドル上昇、憶測飛び交う きょうはカナダドルの強さが目を引いた。
ドルカナダは1.14台半ばから1.13台半ば、ユーロカナダは1.60台前半から1.5800付近まで売られ、カナダ円は81円台前半から82円台前半まで買われた。
市場ではカナダの自動車部品大手マグナがGMの欧州部門オペルの買収から撤退するとの憶測が流れていたほか、住宅販売の改善をカナダ買い要因として指摘する見方も出ていた。
◆インテル好決算、早朝の円安要因に きょうは半導体大手インテルが取引終了後(日本時間5時過ぎ)に決算を発表した。
同社が発表した第2四半期決算は調整後1株利益、売上高が市場予想を上回るなど好調だった。
また、同社は第3四半期の売上高について市場予想を上回る強気の見通しも示している。
インテルは決算発表後の時間外取引で急伸。
この時間帯にはドル円、クロス円がストップロスを絡める形で円安方向に振れている。
ドル円は93円台半ばから93円台後半、ユーロ円は130円台前半から130円台後半、豪ドル円は73円台後半から74円台前半まで上伸した。

スポンサーリンク |