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【NY市場】円安、リスク許容度改善で
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13日のNY市場は円安が進んだ。
ダウ平均が200ドル近く上昇するなど、投資家のリスク許容度改善が円買いの巻き戻しを誘った。
ドル円、クロス円は早朝の調整を経てほぼ一本調子で買われた。
ドル円は92円台前半から93円付近、ユーロ円は128円台前半から130円台前半、豪ドル円は71円台前半から72円台後半まで上昇している。
市場では銀行セクターの有力アナリストとして知られるメレディス・ホイットニー氏による米金融株の投資判断引き上げが話題となっていた。
◆ドル円以外でドル安、典型的な巻き戻し ドル円以外ではドル売りが優勢だった。
ユーロドルは1.39台前半から1.4000付近、ポンドドルは1.60台後半から1.62台前半、豪ドル/ドルは0.77台前半から0.78台前半、NZドル/ドルは0.62台前半から0.63台前半まで上昇。
リスク許容度の改善が逃避的なドル買いを巻き戻した格好。
◆有力アナリスト、米金融株の投資判断引き上げ 市場ではメレディス・ホイットニー氏による米金融株の投資判断引き上げが話題となっていた。
同氏は米ゴールドマンの投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げたほか、米銀行株が5%上昇する余地があると発言した。
同氏はシティグループの凋落を早くから予想するなど辛口のコメントで知られる。
弱気派の代表格とされる人物が強気派に転じたことで市場に衝撃が走った格好。
ゴールドマンは14日に決算発表予定となっている。

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