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【ロンドン市場】円高一巡、株安は続かず
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13日のロンドン市場では、東京市場からの流れを引き継いで円高推移が継続。
リスク回避の指標となる株式市場や原油市場の軟調推移は続かなかったものの、ドル円が一時92円を割れたほか、リスク許容度が低下していることもあって、円高圧力が強かった。
オセアニア通貨売りもあり、豪ドル/ドルは5月26日以来の安値をつけた。
英金融機関や英政府について不安が煽られたことから、ポンド安圧力も続いた。
◆ドル円、下値トライ続く ドル円は92円台半ばから91.70台まで軟調に推移した。
日経平均が安値引けとなりロンドン早朝にかけてこの日の安値を更新。
その後、欧州株式市場が下げ渋ったことで小幅に戻したが、再度売りに押された。
ただ、下値では本邦勢の買い観測もあり、下値トライは続かず。
91.70-80は先週末に準政府系の買い観測があった水準。
クロス円はドル円が軟調だったことから円高圧力が続いた。
ポンド円はポンド安もあって、148円台後半から147円台前半へ、豪ドル円は71円台後半から70円台後半まで軟化。
ただ、ユーロ円は128円台を中心に振幅するなど、円全面高の展開ではなかった。
◆ユーロ高・ポンド安継続、豪ドル/ドルは5月26日以来の安値 ユーロドルはユーロ円の軟調推移を受けて一時1.39割れまで下落後、1.3990台まで反発。
ユーロ高・ポンド安推移がユーロドルを押し上げたほか、アジア系や欧州系のユーロ買い・ドル売り観測があった。
欧州株式市場が下げ渋った中、ユーロ円が下げ一服となり、ユーロドルの上値も軽くなった。
ユーロポンドは0.86台前半から0.87ちょうど付近まで上昇した。
ポンドドルは週末の英金融機関や英政府に対する悲観的な報道を受けて、1.61台前半から1.60台前半まで下落。
ロンドン昼にかけては1.61台前半まで戻した。
豪ドル/ドルは0.7700ちょうど付近まで下落し、5月26日以来の安値をつけた。
NY原油は下げ渋ったが、豪ドル/ドルの戻りは限定。

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