スポンサーリンク |
【NY市場】後半にリバウンドの動き
- 記事詳細
-
10日のNY市場は後半にリバウンドの動きが見られた。
リスク回避の動きは継続、序盤は円買いが進んだものの、値ごろ感から後半は戻す動きとなった。
ドル円は一時91.80近辺まで下落。
急落した8日の安値をトライしたが、92.40近辺まで戻されている。
ユーロ円も127.90から129.00近辺に戻す動き。
来週は米企業決算や米小売指標、中国GDPなどのイベントの結果待ちといった雰囲気も。
◆92円近辺に準政府系の買いの憶測 リスク回避の動きから、ドル円は売り優勢で始まったものの、8日につけた91.80はサポートされている。
91.80より下には大量のストップも観測されていたが、92.00近辺に準政府系の大口買いが入っているとの観測も出ていた。
ドル売り観測は根強いが、景気回復期待も後退しておらず、資本筋には魅力的な水準になってきているとも言える。
レジスタンスは91.80、サポートは91.80といったところか。
◆ユーロは堅調 ポンドや資源国通貨での買い戻しも リスク回避の動きが各市場で続いているが、比較的ユーロは水準を保っている。
ユーロドルはロンドン時間に一時1.3880近辺まで下落、再び直近安値1.3850水準を試す動きも見られたが、NY時間に入ってリバウンドしている。
対ポンドや資源国通貨に対して上昇しており、対ドルでもサポートとなったようだ。
リスク選好が強まっていたときは、ポンドや資源国通貨に比べて、ユーロは一歩後退した動きとなっていた反動も。

スポンサーリンク |