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医師や看護師による悲痛な「白衣の座り込み」(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
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- 2009年6月23日、福建省南平市人民政府の玄関前で、白衣の医師や看護師たち400〜500人が座り込みを行った。掲げた横断幕の文言は、「我々の尊厳を返せ、正常な医療秩序を維持せよ」「犯人を懲罰せよ、医療騒動を取り締まれ」といったものだった。 彼ら、彼女らの行動は医療秩序の維持を求めるとともに、ますます拡大する医療騒動の抑制と暴力行為の取り締まりという極めて当たり前なことを要求したものであった。 「医療騒動」を中国語で“医閙”(日本語の読み方は「いどう」)と言う。今や中国全土に蔓延している“医閙”とはどのようなものか。白衣の座り込みはどうして起こったのか。南平市における“医閙”の実態を通じて見てみよう。

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