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インドシナ南下政策、起点は「パステルの街」~雲南省磨カン(ラオス国境)(日経ビジネスが描いた日本経済の40年 中国辺境)
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- 2007年8月6日号より ラオスとの国境ゲートは数年後、中国にとって交通の要所となる可能性が大きい。メコン川に架ける橋と高規格道路でタイと直結し、インド洋に抜けるメドも立った。中国政府はラオス、タイの交通インフラ建設も支援、自らの「南下政策」を積極化している。(香港支局 谷口 徹也) ラオス国境の街、雲南省の磨カンに着いた時、思わず「砂漠のオアシス」という言葉が思い浮かんだ。そこに至る道の険しさと、ようやく到着した小ぎれいな街の風景は好対照をなしていたからだ。 空港のある都市、景洪から200km余りの道のりを6時間かけて走破した。そのほとんどは大型車がやっと擦れ違える程度の道幅しかない曲がりくねった山道である。

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