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発行日時: 2009-7-7 12:08

6月の原油市況 70ドルをはさんで一進一退

記事詳細
1.6月の原油市況:70ドルをはさんで一進一退 6月の原油相場(WTI、期近物)は11日に73ドル台と昨年10月以来8ヶ月ぶりの高値をつけた後反落したが、月末にかけて再び上昇し、30日には一時73.38ドルと11日につけた高値を小幅更新した。
上旬に相場が上昇した局面では、世界的な景気底入れ期待を背景に、投資マネーの流入が相場上昇に寄与したとの受け止め方が広がった。
この間、ドル安、株高と原油相場の上昇がリスク資産投資拡大の目安として関連付ける見方が指摘されていた。
米国の大手証券会社が、年末の相場見通しを従来の65ドルから85ドルに上方修正したことも買い材料視された。
その後は相場上昇による過熱感への警戒が広がる中、世界銀行が今年の世界経済成長率が過去最低になるとの見通しを発表したことや、米国週次統計で、ガソリン在庫が増加したことなどをきっかけに相場はいったん反落した。
もっとも、月末にかけては、ナイジェリアの政情不安やOPEC議長による80ドルが望ましいとの発言を手がかりに再度高値を更新する展開となった。
原油の油種間スプレッド(価格差)をみると、このところはWTIと他の油種とのスプレッドは縮小した状態が続いている。
一方、原油価格の先物カーブをみると、先高観測が根強いが、期近安が修正されるにつれて期先の価格が期近を上回る程度は小さくなっている。
先物市場における投機筋のポジションは買い越し幅が昨年末以来の水準に拡大していたが直近ではやや減少した。
また、商業筋も含めた先物の全建玉残高は下げ止まっている。
6月の原油相場は昨年秋以来の高値水準となる70ドル近辺で一進一退の動きが続いた。
世界景気の底入れ期待が広がる中、IEA(国際エネルギー機関)などの原油需要見通しの下方修正も一服したが、依然として石油製品や原油の在庫水準は高く、需給の引き締まり感は乏しい。
このため、株価や為替相場と連動した投機的な動きが指摘され高値警戒感が意識されている。
もっとも、年後半にかけて景気が緩やかに持ち直せば、物流関連や工業関連での需要が回復してくると見込まれる。
このところの投機的な急上昇は一服したとみられ、なおしばらくは、70ドルをはさんだ一進一退の推移が予想されるものの、年末から来年にかけては次第に上昇基調が強まる見通しである。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=dc52b1b3acdc618b700d6b681e5493e0 6月の原油市況 70ドルをはさんで一進一退への外部リンク
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