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【ロンドン市場】イベント控え、静かな動きも
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2日前半のロンドン市場は、イベントを控え、動意薄の展開だったものの、ややリスク回避的な動きも見られている。
動きを先導したのがポンド。
対ユーロでのまとまったポンド売りが出て、対ドル、対円でも下落、株式市場が軟調に推移していたこともあり、ドル買い・円買いを誘発した。
◆ECBは金利据え置き 反応限定的 ECBは理事会で、大方の予想通り、政策金利を1.00%に据え置いた。
既に織り込み済みとあって、市場の反応は限定的。
この後のトリシェ総裁の会見が注目される。
ただ、目新しい内容は出ないとの観測も。
◆スイス売り強まる スイス中銀理事の介入継続の可能性示唆 スイスの売りが強まる場面が見られた。
ジョーダン・スイス中銀理事が講演で、スイス売り介入は継続されるだろうと述べたことが伝わったことに反応。
市場はスイス中銀の介入に神経質になっている面も伺える。
米雇用統計やECBトリシェ総裁の会見など重要イベントがあり、場合によっては再度実弾を撃って来る可能性もあり市場の警戒感は強い。
◆ポンドに東欧系のまとまった売り 巻き返し続く ロンドン時間の序盤に、東欧系のまとまったポンド売りが観測されている。
対ユーロで出た模様で、今週に入ってのポンドロングの巻き返しがなお続いているようだ。
一部には英中銀の年内利上げ期待まで出ているが、ベスレー英中銀政策委員は講演で「量的緩和の解除時期を予想するのは時期尚早」と慎重姿勢を崩していないようだ。

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