スポンサーリンク |
【ロンドン市場】イベントの結果待ちで、方向感のない動き続く
- 記事詳細
-
1日前半のロンドン市場は、様子見気分が強く、小幅な値動きが続いた。
序盤は欧州株が上昇したことで、リスク選好の動きから、円売りや欧州通貨買いが出たが、序盤の動きが一巡すると、方向感のない動きが続いた。
明日のECB理事会や米雇用統計の結果待ちといった状態。
6月期末明けのNY株式市場がどのような動きになるのかも注目される。
◆ドル円 97円をトライ ただ、勢いは見られず 円売りの動きがサポートし、ドル円は97円をトライする動きとなった。
97円手前にはオプションがらみの売りも観測されているが、攻めの姿勢は続いている。
ただ、勢いは感じられず、イベントを控えて、様子見の雰囲気も強い。
きょうは東京時間の仲値付近で、96円台前半から一気に96円台後半に上昇している。
モデル系のファンドによる買いも観測されていたが、きょうの上昇で21日線を上回ってきており、97円台前半にある100日線を突破してくるようだと、上げトレンドも強まりそうだ。
その場合のターゲットは98.50。
◆ポンド、対ユーロでの売り続く ポンドは対ユーロで続落、ユーロポンドは一時0.8575近辺まで上昇している。
前日は1-3月期のGDP確報値が予想以上の下方修正だったことから、ポンド売りが強まった。
景気回復期待から一部では年内利上げ観測も出ており、ポンドは強い動きが続いていた。
海外は本日から下期に入りだが、これまでのポンド買いの巻き戻しの動きが強まっている。
ユーロポンドは0.86にかけて、売り圧力も観測され、上値も重そうだが、一方で0.86より上にはストップも並んでおり、試してくるか注目される。

スポンサーリンク |