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トヨタ、創業家社長の前途(時流超流)
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- 創業家は会社を救えるのか。 6月23日、トヨタ自動車の株主総会が開かれ、同日の取締役会で新社長に就任した豊田章男氏も株主からの質問に答えた。 就任前から独自色を出してきたトヨタ自動車新社長の豊田章男氏(写真:堀 勝志古) クライスラー、ゼネラル・モーターズ(GM)という、米ビッグスリーのうち2社が相次いで経営破綻したように、金融危機が直撃した自動車業界は厳しい状況が続く。トヨタも例に漏れない。2009年3月期の連結純損失は4369億円と、59年ぶりに最終赤字に転落。2010年3月期はさらに業績が悪化し、会社予想では純損失が5500億円に拡大する見通しだ。 「トヨタ銀行」と称されるほどの資金力を誇る強固な財務体質が支えとなっているものの、「巨額赤字が何年も続けば資金は枯れていく」(トヨタ幹部)との危機感が社内にある。
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