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縮む市場で一人勝ちのハーレー(需要蒸発に勝つ価格戦略)
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- 国内の市場規模がピーク時の約6分の1にまで縮小──。こんな厳しい状況に置かれている製品があるのをご存じだろうか。 その製品とは2輪車(オートバイク)である。2輪車の国内出荷台数のピークは1982年の約328万台。そこから長期にわたって出荷台数は減少し続けている。 この間にバブル経済で空前の好景気が訪れたのに、その恩恵を受けることもなかった。2008年には、ついにピーク時の6分の1を下回る約52万台にまで落ち込んだ。 そうした中、縮小し続ける市場とは対照的に、国内で新車の販売を増やし続けてきた2輪車メーカーがある。米ハーレーダビッドソンだ。 ハーレーダビッドソンの2輪車。一目でハーレーと分かる独特の形状も、ファンを魅了する要因の1つになっている ハーレーの日本法人、ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)によると、同社が設立された1989年以降、ハーレーの国内における新車登録台数は19年連続で増加している。
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