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【東京市場】円弱含み、株価反発で安心感
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24日の東京市場は円が弱含む展開だった。
午前中は円高・円安に神経質に振れるなど方向性に欠けたが、午後に入ると日本株の持ち直しに反応する形で円安に振れた。
ドル円は95円台前半から95円台後半、ユーロ円は133円台後半から134円台後半、ポンド円は156円付近から157円台半ばまで上昇している。
株価反発で安心感が芽生え、逃避的な円買いが巻き戻されたようだ。
◆ECB専務理事 政策金利は適切、利下げに含みも きょうはゴンザレス・パラモECB専務理事の発言が伝わった。
専務理事は現地紙とのインタビューで1%の政策金利は適切と、現在の金利水準が適正であるとの見方を示した。
ただ、ECBは1%を金利の下限と決定していないと利下げに含みを残している。
最近の経済情勢は景気の底打ちを示唆しているものの、雇用・所得環境の悪化で景気の先行き不安も根強い。
東欧諸国の景気悪化やアイルランド経済の危機など欧州独自の不安要素も強く、出口戦略の本格化は時期尚早のようだ。
◆与謝野財務相、不正献金疑惑が浮上 きょうは商品先物会社による与謝野財務相への不正献金疑惑が浮上した。
毎日新聞の報道によると、商品先物会社オリエント貿易などグループ5社が、政治団体を経由して与謝野財務相や渡辺喜美元行革担当相に献金を行ったとされる。
与謝野氏への献金額は92〜05年に計5530万円、渡辺氏への献金額は95〜05年に計3540万円に上る。
マスコミ各社とのインタビューで与謝野財務相は、違反認識はなく、(政治献金を)返却する方針はないとの見方を示している。

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