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【東京市場】リスク回避の動き強まる
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前日のNY株式市場が大幅に下落したことから、市場全体にリスク回避の動きが強まった。
調整の範囲との見方は依然として根強いものの、株価や商品市場の急速な下げに、一旦、ポジションを手放す動きが強まっている。
一部では当局の間に広まっている出口戦略論を市場は、けん制しているとの見方も。
そのような雰囲気の中、為替市場は円買いの動きが加速、ドル円は95.10近辺まで下落、ユーロ円も131円台に下落した。
◆ドル円 レジスタンスをブレイク 節目の95円へ ドル円は朝方から売りが強まり、レジスタンスと機能していた95.50水準をブレイク、ロング勢の見切売りが強まった。
日経平均の下げ幅が一時300円を超える中、ドル円は一時95.10近辺まで下落、心理的な節目の95.00に迫っている。
94円台に入ると国内投資家の買いオーダーもさ散見され、また、明日に95円のまとまった金額のオプションの清算が観測されていることもあって、防戦買いも観測されている。
◆豪ドル円 ボリンジャー下限73.85 豪ドル円はリスク回避の動きが強まり、また原油が時間外取引で、下落していることもあって、売り圧力が強まった。
豪ドル円は前日の大きな下げで、21日線を完全にブレイク、この場合、ボリンジャーバンド(21日・2標準偏差)の下限まで到達する可能性が高まる。
きょうは73.85付近に来ているあが、バンドはなお上向きであるこことから、到達した場合のリバウンドに対する警戒も必要。

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