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現代版「科挙」の勝者の進路希望(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
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- 2009年の全国統一大学入試、“普通高校招生全国統一考試”(以下「大学入試」)は6月7〜9日の3日間実施された。 今年大学入試への参加を申し込んだ受験生の総数は約1020万人、これに対して入学枠は629万人であるから受験倍率は1.62倍である。なお、この内、今年の高校卒業生は750万人で、全体の73.5%を占めている。2008年の受験申込者総数は1050万人であったから、今年は受験申込者が30万人減少したことになる。 超難関試験、“科挙”の仕組み 中国で現在の全国統一大学入試に相当するのは、隋代(581〜618年)に始まり清代の光緒31年(1905年)まで続いた科挙の試験であった。

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