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【ロンドン市場】フロー中心にポンド安、ドルは堅調
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17日のロンドン市場ではポンドが軟調に推移。
今日発表された英雇用統計の内容は強かったが、米系の大口売り観測を背景に下落した。
英中銀議事録は手掛かりとならなかった。
欧州株式市場や米株価先物が冴えず、ドルは堅調。
ポンド売り・ドル買いが続いたことも、全般的なドル高推移の背景。
ドル円はクロス円の上値の重さを背景に東京市場のレンジ内でもみ合った。
この日発表された米消費者物価指数は総合が弱かったが材料視されず。
◆クロス円上値重い、ドル円はもみ合い ドル円は96.10-75水準でもみ合い。
対主要通貨でドル高推移となった一方でクロス円の上値が重く、ドル円の値動きは抑制された。
クロス円はロンドン早朝にかけてこの日の高値をつけたものの、その後は反落。
東京株式市場で日経平均は堅調に推移したが、欧州株式市場は軟調で、クロス円を圧迫した。
ユーロ円は134円台中盤から133円ちょうど付近まで、ポンド円は159円台前半から156円台序盤まで下落した。
◆大口のポンド売り、英雇用統計は強い ポンドドルはロンドン早朝にかけて1.64台後半まで上昇後、1.62台前半まで反落。
この日発表された英雇用統計は強い内容でポンド買いの動きはあったものの、大口のポンド売り観測を背景に下落した。
英雇用統計では、失業率は市場予想ほど上昇しなかった上、失業保険申請件数は前月比3.9万件増となり市場予想(同6.0万件増)ほど増加しなかった。
ユーロドルはロンドン早朝にかけて1.39台前半までドル安推移した後、1.38台前半まで反落。
ユーロポンドは0.84台半ばから0.85台前半までユーロ高・ポンド安推移。
ドルカナダはNY原油が1ドル超下落したことを背景に1.14台前半までドル高・カナダ安推移。

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