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高値往来でも懸念される原油需要の伸び悩み
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原油の高値圏での往来が続いています。
4月以降の原油価格は時おり修正を入れながらも上昇傾向を維持し、現地6月10日以降の取引では70ドルを維持しての往来が続いています。
この強気な原油市場の動向は、商品市場全体のムードを強める役割も果たしていました。
この原油価格上昇観測を支える一因となっているのが景気底打ち観測の強まりと、本格的なドライブシーズンの到来による需要増加期待、さらには、米国そして日本国内での在庫量の減少です。
例えば米国エネルギー省発表の米国内原油在庫量の場合、5月1日に3億7,520万バレルを記録して以降は減少傾向を強め、最新報告の6月5日時点では3億6,160万バレルまで落ち込んでいることが明らかとなっています。

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