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【ロンドン市場】欧州通貨、一本調子で下落
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7日のロンドン市場では欧州通貨が大幅下落。
弱い経済指標が相次いだことで欧州通貨安・ドル高となった。
◆ユーロドル 予想を裏切る独製造業受注を受けてユーロ急落 ユーロドルは1.55台から1.5410レベルまで100ポイント程度下落した。
ユーロ圏小売売上高が弱かった上、独製造業受注が市場予想に反して前月比、 前年比ともにマイナスとなったことから急落。
東京市場のドル高の流れを 推し進める格好となった。
◆ポンドドル 弱い経済指標相次ぎ、150ポイント超下落 ポンドドルは1.9710レベルから1.9545レベルまで軟調に推移。
東京市場で発表された英ネーションワイド消費者信頼感指数の弱い結果が 蒸し返された。
英鉱工業生産のネガティブな結果もポンド売りを加速させた。
ただ、英鉱工業生産の発表後、短期筋のポンド買い戻しの動きが出たため、 下げ一服となった。
◆ドル円、対欧州通貨でのドル高受けて堅調に推移 ドル円は105.45レベルまで上昇。
対欧州通貨でドル高が進んだため、水準を切り上げる格好となった。
105円台では本邦輸出のドル売り・円買いが断続的に並んでいたが、 じりじりと上値を広げた。
◆米労働生産性、市場予想上回りドル買いの反応 米労働生産性が市場予想を上回る伸びとなり、ドル買いの反応が出た。
ドル円は105.55レベルまで、ユーロドルは1.5400レベルまでドル高推移となった。
東京、ロンドンとドル高の流れが続く中、米経済指標もドルの追い風となった。
米株価先物も結果を好感する動きを見せ下げ幅を縮小したが、反応は大きくなかった。
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