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発行日時: 2009-6-16 6:32

【NY市場】株安でリスク回避の動き、ドル高・円高進行

記事詳細
週明けのNY市場は、株式市場が軟調に推移したことでリスク回避色が強まり、ドル高・円高が進行した。
ロンドン市場で欧州株が下落、円買い・ドル買いの動きが見られていた。
NY市場序盤に発表された6月NY連銀製造業景気指数は-9.41と市場予想および前回値を大きく下回った。
また、4月の対米証券投資も112億ドルと予想から下振れした。
発表直後の反応は鈍かったが、NY株式市場が軟調に始まりダウ平均が序盤から200ドル安水準へと下落、商品市況が軟化、債券は買われるなどリスク回避色が強まると、為替市場はドル買い・円買いの動きを強めた。
ユーロドルは1.38台半ばからストップを巻き込んで1.37台へと下落、ポンドドルも1.64近辺から1.62台前半まで売り込まれた。
同様にユーロ円は136円近辺から135円割れ、ポンド円は160円割れとなった。
株式市場はマイナス圏での取引が続き、次にドル円が98円割れから一時97円台半ばへと一段安になった。
クロス円もさらに下落して、ユーロ円は一時134円台前半、ポンド円は158円台後半まで下げた。
終盤にはややポジション調整の動きが入ったが、NY市場序盤の水準までは戻せず。
ドル円97円台後半、ユーロ円135円近辺などドル高・円高水準での取引が続いた。
また、原油安の動きが加わったことで、資源国通貨が弱かった。
豪ドル円は一時77円台前半、カナダ円は86円近辺へと下落、それぞれ東京市場から約2円の大幅安となった。
対ドルでも豪ドル/ドルが0.79台前半、ドルカナダが一時1.13台後半までドル高が進行する動きだった。
◆ECB金融安定化報告、ユーロ圏の銀行はさらに2830億ドル損失の可能性 パパデモスECB副総裁によりECB金融安定化報告が発表され、ユーロ圏の銀行はさらに2830億ドル損失の可能性、と公表された。
この報道を受けてユーロ売りが一段と進み、ユーロドルが1.38の大台を割り込むきっかけとなった。
パパデモスECB副総裁のその他の発言内容としては、金融安定化へのリスクは依然として高い、銀行は資本の余裕を強める必要、外需および内需ともに一段と低下する見込み、依然として下方リスクが懸念される、2010年を通じて企業収益は弱い見込み、金融政策は適切、ユーロ圏16カ国の銀行の資本は十分、金融市場の状況は2月中旬よりも改善、ECBによる追加流動性供給は継続的なものではない、信頼感は予想以上のペースで回復、2010年には欧州経済は緩やかに回復へ、など強弱が入り混じっていた。
◆FRB当局者、強弱感が分かれるコメント 週明けのNY市場では、FRBの各連銀総裁の発言が報じられた。
ブラード・セントルイス連銀総裁は、デフレリスクは弱まっている、長期債利回りの上昇はインフレ期待および景気回復期待のあらわれ、FOMCでは夏以降の出口戦略を検討、金融危機が弱まっている多くの兆候がある、年後半はある程度の成長を期待するが警戒は怠らない、などややタカ派の印象を与えた。
一方、フィッシャー・ダラス連銀総裁は、近い将来の金融引き締めは想定せず、出口戦略については粛々と行動、長期債利回り上昇は需給要因、などと述べやや慎重な姿勢がみられた。
また、オバマ大統領から財政赤字をマネタズイズする圧力は受けていないとも述べていた。
市場は反応しづらく、米株式市場はマイナス圏推移を続けた。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=a7fb7dcf0ad661e53e49f983aae0d166 【NY市場】株安でリスク回避の動き、ドル高・円高進行への外部リンク
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