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【ロンドン市場】株安背景に調整続く
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15日のロンドン市場では調整の円高・ドル高が継続。
欧州株式市場や米株価先物が軟調に推移したことが手掛かりとなった。
ダウ平均先物は一時100ポイント下落。
NY原油も時間外取引で1ドル程度の下げ幅だった。
ドイツ企業の信用状況が依然として厳しいとの報道があったこともユーロ売りを誘った。
週末のG8でロシアのクドリン財務相が準備通貨としての米ドルの役割について、近い将来に変化する可能性は低いとしたことも引き続きドル高の背景だった。
一方で、オルファニデス・キプロス中銀総裁は、漠然とした前向きな兆候が欧州や世界経済の中で現れており後退ペースは鈍化している、などと述べたが材料視はされなかった。
◆株安背景に円高、クロス円の調整続く クロス円は東京市場からの株安・円高の流れを引き継ぎ軟調に推移。
ユーロ円は137円ちょうど前後から136円割れまで、ポンド円は161円ちょうど付近から160円ちょうど付近まで下落した。
ドル円はクロス円の軟調推移に上値が圧迫されたが、対主要通貨で調整のドル高の動きもあり値幅が限定され、98円台前半を中心に推移。
◆調整のドル高継続、ポンドドルには底堅さも ユーロドルは東京市場の流れを引き継いで1.39台序盤から1.38台前半まで下落。
ユーロポンドは0.85台序盤から0.84台後半までユーロ安推移した。
調整のドル高の流れの中、ポンドドルは1.6300ちょうど付近まで下落後、ユーロ安・ポンド高推移を背景に1.6400付近まで反発。
ただ、アジア系の売りに戻りが抑えられ、その後は1.63台半ばで取引された。
豪ドル/ドルは0.80台中盤から0.80割れまで下落。
コモディティ市場の下落や対主要通貨でのドル高の動きが背景だった。

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