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米小売売上高、1月以来の大幅増に＝リセッション脱出の兆し
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−5月小売売上高、0.5％増＝自動車販売とガソリン価格上昇が寄与−
【2009年6月13日(土)】 − 米景気のリセッション（景気失速）脱出の兆しを示す新たな経済指標が加わった。
米商務省が11日発表した5月小売売上高（季節・営業日調整後）は、前月比0.5％増と、3月と4月に2カ月連続して減少したあと、再び3カ月ぶりに増加に転じた。
上げ幅も1月の同1.7％増以来4カ月ぶりの大幅増だ。
今年の小売売上高は、1月と2月が連続増加となり、幸先の良いスタートを切ったものの、3月、4月と連続して減少し、昨年7月以降の10カ月間のうち、8カ月が減少となり、元の低迷に戻ったものの、5月になって再び息を吹き返した格好だ。
5月の前月比0.5％増は、市場予想と一致した。
また、4月の伸び率も速報値の前月比0.4％減から同0.2％減に、3月も速報値の同1.3％減から同1.2％減に、それぞれ上方改定されている。
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