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【東京市場】 ドル高水準での取引続く
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GW連休明けの東京市場は、前日NY市場の流れを受けて
ドル高水準での取引が中心だった。
ドル円は104円台後半から一時105円を伺う場面があったが、 結局104.65-104.97と狭い値幅での取引となった。
日経平均は寄り付き直後から100円超の上昇と好調なスタートと なったが、午後にかけては上値が重くなり、マイナス圏へと 反落する場面もあった。
クロス円はドル円より値幅は大きかったものの基本的には 株価動向をにらんだ取引となり、ユーロ円は163円手前かた 162円台前半でのレンジで振幅した。
ポンド円も207円手前と前日NY市場の高値を試したが、 大台替わりは果たせず、206円手前へと反落する場面があった。
午後にかけては、目立った方向性をみせず、レンジ内での 取引に終始していた。
◆ホーニグ・カンザスシティー連銀総裁のタカ派発言でドル堅調に ホーニグ・カンザスシティー連銀総裁の強いインフレ懸念、 今後の利上げを示唆するなどのタカ派のコメントで ドル買いの動きが強まる場面があった。
ユーロドルは東京市場序盤から上値が重く、1.5540台から1.55近辺へと 緩やかに下落していた。
ホーニグ地区連銀総裁の発言が伝わると ドル買いが強まり、1.55を割り込み1.5480台へと下落した。
午後にかけても上値が重く1.55挟みの取引が続いた。
◆ドルカナダ安値水準 6日NY市場で原油先物が一時122ドル台へと上昇し、最高値を更新した。
カナダ買いが進行し、ドルカナダは1.01台前半から一気に1.00近辺へと売られた。
東京市場でも121ドル台後半に原油先物が高止まりし、ドルカナダは 1.00台前半のカナダ高水準に張り付いた。
◆NZドル軟調、カレンNZ財務相発言で カレンNZ財務相の 「景気減速による財政支出抑制のため大幅な所得税減税は実施しない」 との発言が伝わり、NZドルが売られた。
NZドル/ドルは0.7890-95レベルから0.7865-70レベルと本日の安値を更新した。
NZドル円も82.70台から82.50割れとなった。
早朝のボラードNZ中銀総裁の「NZドル、長期的な平均と比べて依然として高水準」 などの発言もNZドル売り心理に影響を与えたようだ。

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