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金市場の今後を考える
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6月3日のNYの金先物市場では中心限月の8月限が992.10ドルと、今年2月24日以来の高値に達しました。
その後は価格が下落していますが、それでも現地9日の終値は954.7ドルと、金融危機前に金価格が高騰していた水準を維持しています。
一方の国内でも、海外の堅調な動きを受けて、一時は2,760円台まで落ち込んでいた金価格は5月末以降、今年3月2日以来となる3,000円台での推移を続けるなど、強い足取りを維持しています。
このような金価格上昇の一因として先ず挙げられるのは、ドルに対する不信感の強さでしょう。
米国では新規失業者数がこれまでに比べて改善したと見られながらも、失業率は9.4%に達しているうえ、GM社の破綻により今後も失業率が高止まりするとの見方が広まっています。

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