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アデランス、勝敗のカギを握った個人株主(ニュースを斬る)
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- 注目のアデランスホールディングス株主総会における役員選任議案。投資ファンドのスティール・パートナーズが、5月28日、投資先との対決において初勝利を収めた。 ブルドックソースの買収防衛策導入を巡る法定闘争では、東京高裁から「濫用的買収者」と認定されてしまったスティール。 そのブルドックソースのTOB(株式公開買い付け)では、応募は発行済みのわずか1.89%。その直前に実施した天龍製鋸のTOBでも応募は発行済みの2.57%。 アデランス同様、長期戦となっているサッポロホールディングスでも買収防衛策導入を阻止できず、今年2月、追加買収提案も撤回している。 スティールが株主総会の場で、他の株主から会社側提案ではなく自らの提案に対し、賛同を勝ち取ったのは今回が初と言っていい。
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