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ドル円アンカー制でマクロ経済を安定(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
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- 前々回、「間近に迫るドル暴落?」の記事で、マンデル教授の理論を引用しつつ、近々ドルが暴落すると予想した。自由な市場に任せてきたからこそ、米経済はこれまで維持してこられたが、昨年9月の経済危機後は、それまでの3倍にも上るマネーサプライを行っており、故に下落する、という筆者の予想だ。 マンデル教授が唱えるドル、ユーロの2通貨固定相場 予想通りと言うか、ムーディーズに続いて、スタンダード・アンド・プアーズによる米国債の格付けが引き下げられ、その影響が出始めた。5月25日に始まった米ドル債権の売却は芳しくなく、金利が上がっているようだ。ドルの他の主要通貨に対する水準が下落することはほぼ間違いないと、言ってよい。

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