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米個人消費の回復なるか
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大荒れの展開が続く外国為替市場
先週は、英、欧、豪などの金利発表に
米国の雇用統計、ISM景況感など
月初らしくイベント目白押しでしたが
今週は一転してそれほど目だったものはありません。
ただ、そうした中でも、これは抑えておかなければというものは いくつかあります。
特に注目したいのが 11日に発表される米小売売上高(5月)。
米国GDPの約7割を占める個人消費の動向をあらわすということで 注目度の高い指標です。
小売売上高は 米景気の低迷を受けて昨年後半に6ヶ月連続で 前月比マイナスを記録し、 12月に統計開始以来最悪を更新した後 今年に入ってプラス圏に浮上を見せたのですが 3月4月と再びマイナスに。
とくに前回は総合、コア(変動の大きい自動車を除いた部分) 共にプラスに回復するとの予想の中で 総合が-0.4%、コアが-0.5%と大きくマイナスになったうえ、 前回の数字が下方修正されるという弱い数字になり 米個人消費の冷え込みが厳しいことを印象付けました。
もっとも、米国の株価は3月を底値に回復傾向が見られるなど 景気低迷には底打ちの期待が広がっていることも事実。
今回はどうなるでしょうか。

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