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量的緩和と公的資金返済
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リスク資産を直接購入してバランスシートを拡大し続ける中央銀行へは、その出口戦略をどうするのかも含め、不安の声が日増しに高まっている。
先週、遂にメルケル独首相が、FRB, イングランド銀行、ECBの金融危機対応は行き過ぎで、むしろ新たな火種を作ることになりかねないと公の場で批判し、独立性のある金融政策に回帰する必要性を訴えた。
ECBは英米中銀とは一線を画してきたが、先月、600億ユーロの社債(カバードボンド)の購入を「国際的な圧力に屈して」決めたことを憂慮しての発言だと見られる。

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