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発行日時: 2009-6-6 6:56

【NY市場】米雇用統計で乱高下のあと、ドル高に

記事詳細
05日のNY市場は、朝方発表された米雇用統計を巡って相場が乱高下した後、米2年債利回りの急上昇などでドル高が勢いを増した。
注目された5月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が34.5万人減と予想以上に改善、前月および前々月も上方修正された。
この結果を好感して発表直後は一気に円安の動きが強まった。
ドル円は97円台に乗せると98円近辺まで上昇。
クロス円の動きは激しく、ユーロ円は137円台前半から139円台乗せまで、ポンド円は156円台後半から158円台半ばまで急伸した。
しかし、NY市場が本格的に始まると流れは一変する。
円安相場からドル高相場へと転じた。
ユーロドルは発表直後の1.42台後半の高値圏から一気に発表前の1.41台に戻すとドル買いの動きは止まらず1.39台前半まで下落した。
ポンドドルも1.62台半ばまで上昇後、一気に1.60台半ばへ反落、さらに1.59台前半まで下値を広げた。
ドル円は97円台の底堅さを確認して98円台乗せ、終盤には98.90レベルの高値をつけて引けた。
ドル高に対する見方は諸説あったが、米長期債、とくに2年債の利回りが急上昇した点が指摘される。
米雇用者数の減少幅が急速に縮まったことで米景気回復の強い兆候として好感された。
また、週末を控えて一気にポジション調整が進んだ面も強かった。
一部には失業率が8.9%から9.4%へとジャンプアップしたことがドル売りポジションの巻き返しの理由付けとの見方もあった。
ドルは高値引けとなり、今週前半のドル安の流れを一気に消した。
米株式市場は序盤は堅調な取引となったが、長期債利回りの急上昇や商品市況の大幅安の動きに買いが弱まり、各指数ともマイナス圏へと反落する場面があった。
引け際は値動きが落ち着きダウ平均は小幅高、ナスダックとS&Pは小幅安で取引を終了した。
米雇用統計を受けた景気回復期待の買いと商品相場急落での売りが交錯した。
クロス円は株式動向に神経質に振れた。
ユーロ円は136円台前半まで反落したあと138円近辺まで回復した。
ポンド円も156円割れへと急落したあとは157円台を固めて158円近辺に戻した。
全般に下値がしっかりとした印象を与えて取引を終えた。
◆米2年債利回りが急上昇、インフレリスクを先取りか 米雇用統計の強い結果を受けて米国債利回りが急上昇した。
特に2年債の利回りは、これまでの1%割れでの安定推移から一気に1.3%近辺へと上昇した。
10年債利回りも3.8%台へと上昇したが、2年債の動きには及ばず、2-10年債利回りスプレッドは前日から21ポイント縮小して254bpとなった。
これまでは10年債など比較的長期の利回りの上昇が目立っていたが、ここへきて2年債利回りの上昇が強まっている。
米景気回復期待・インフレリスクが一段と強まってきている現象と捉えられる。
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁は、長期債金利の上昇がインフレ警戒を反映しているとすれば当惑すべきこと、と発言していた。
次第にこの動きが短期金利の上昇へと波及してくれば、為替市場でのドル買い材料として継続的なテーマとなる可能性も。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=cb13b374eff283899d546b8beb14ac83 【NY市場】米雇用統計で乱高下のあと、ドル高にへの外部リンク
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