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【東京市場】クロス円しっかり、バーゲンハンター浅押しを狙う
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4日の東京市場で、日経平均の下げ渋りや格付け会社フィッチが米格付けの維持を発表したことで、ドル円やクロス円はしっかりと推移。
調整を待っていたバーゲンハンターから円売りやドル売りが入ったとの指摘もあった。
ただ、ポンド円やNZドル円は東京午後にかけて売りが強まった。
中国とマレーシアが両国間のドル建てによる貿易取り止めを検討し、自国通貨建てに切り替えると報道されたことでドル売りも見られたが、反応は一時的。
ポンドは量的緩和強化の思惑の中、売りが強まった。
◆ドル円、フィッチによる米格付けの維持がサポート ドル円は96円割れから96円台前半まで円安・ドル高の動き。
フィッチによる米格付けの維持がサポートとなったほか、対主要通貨で調整のドル買い戻しの流れが継続したことも背景。
クロス円は、日経平均の下げ渋りやドル円のしっかりした動きを受けて、昨日の安値から戻す通貨ペアが多かった。
本邦生保の買い観測もあった。
ユーロ円は135円台半ばから136円台後半まで上昇後、136円台中心にもみ合い。
ポンド円は157円台前半まで戻した後、155円割れへ反落。
NZドルがドルや豪ドルに対して下落したため、NZドル円は60円台前半から61円台前半で上値の重い展開だった。
◆ポンド、NZドル軟調 政策金利発表への思惑も ユーロドルは中国とマレーシアが両国間のドル建て貿易を自国通貨に切り替えると報道されたことでドル売りとなる場面もあったが、ECB金利発表を控えてユーロ高・ドル売りは進まず。
ユーロドルは1.41台前半から1.41台後半まで強含んだ後、小動きとなった。
ポンドドルは利益確定のポンド売り・ドル買いの流れや英中銀金利発表を控えた思惑的なポンド売りもあって1.63台半ばから1.62台序盤まで下落。
豪ドル/ドルは豪貿易収支が予想外の赤字だったものの、スティーブンス豪中銀総裁が国内経済は年末の景気回復に向かって良好な位置にあると確信している、との認識を示したことで0.80台前半を中心にしっかり。
豪ドル/NZドルは1.26台前半から1.27台前半まで上昇した。
NZドル/ドルは0.63台後半から0.63割れまで下落。

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