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発行日時: 2009-6-4 6:31

【NY市場】一気にドル高・円高が進行、調整やFRB議長発言で

記事詳細
NY市場は、ロンドン市場の流れを受けてドル高が進行した。
欧州株や米株が軟調だったことで、これまでのドル安・円安の動きに対する巻き返しが強まった。
米ADP雇用統計の前回値が下方修正されたことや、ISM非製造業景気指数が予想ほど改善しなかったこともリスク回避色が強まる一因だった。
また、バーナンキFRB議長が下院証言で、基軸通貨としてのドルの地位が失われるリスクは無い、と述べたことでドル買い安心感が広がった面もあった。
各主要通貨でドルの買戻しが強まった。
ユーロドルは1.41台前半、ポンドドルは1.62台半ばまで下落した。
商品市況の大幅安が影響して資源国通貨の下落も目立った。
ドルカナダは1.11台まで上昇した。
東京市場では0.82台後半まで買われていた豪ドル/ドルも0.79台半ばまで売られた。
クロス円も、ドル高に連動する形で大きく値を下げた。
ユーロ円は135円台半ば、ポンド円は156円近辺、豪ドル円76円台前半、カナダ円は86円台前半へとほぼ一方通行で下落した。
一方、ドル円は最近のレンジ相場から抜け出せず、95円台後半での揉み合いが中心だった。
株式市場は軟調だった。
米経済指標が予想ほど改善しなかったことで売りが先行した。
ダウ平均は130ドルの下落となる場面があった。
原油や金など商品市況も軟調だった。
原油は65ドル割れ、金は963ドルまで大きく下げた。
原油安には米週間在庫統計で原油在庫が予想外の増加となったことも響いた。
◆米ISM非製造業景気指数、予想ほどは改善せず 5月ISM非製造業景気指数は44.0と前回43.7から改善したものの、予想45.0は下回った。
各項目では、雇用および在庫が改善する一方で、事業活動、新規受注が伸び悩んでいた。
また、同時刻に発表された4月の米製造業新規受注は0.7%と予想0.9%をやや下回る伸びに留まった。
また、3月のデータが-0.9%から-1.9%へと下方修正された。
株式市場は軟調に推移した。
5月ADP雇用統計はほぼ予想通りの結果だったが、前回4月のデータが大幅に下方修正された。
◆バーナンキFRB議長、下院予算委員会で証言 バーナンキFRB議長、下院予算委員会で証言した。
長期的な財政赤字は金融市場安定に脅威。
財政赤字への不安が長期金利の上昇の一因、失業は今後数ヶ月さらに増加する見込み、増資発表する銀行が増えるだろう、金融市場は依然ストレスがかかっている、住宅市場の一部に底入れの兆し、景気は底入れして年内には上抜くだろう、金融の安定や健全な成長の実現のため持続可能な財政への取り組みが不可欠、財政均衡のための計画を着手する必要、投資加の銀行システムに対する信頼感は改善、インフレは低水準に留まる見込み、景気回復が始まったあとも潜在成長率は当面下回る公算、など。
市場の評価は、概ね強弱のバランスの取れたものとの見方だった。
ドル相場に関する質問で、ドルが基軸通貨の地位失うリスクはない、と答えたことがドル買い材料として取り沙汰されていた。
◆ポンド売り強まる、政治不信も 明日4日の英欧中銀政策金利発表を控え、これまでのユーロ売りポンド買いの流れに調整が強まった。
経費問題で閣僚が辞任したことで、ブラウン英政権への不信感が高まっていることがポンド売りの材料となったとの見方もあった。
ロンドン序盤には0.85台後半で取引されていたユーロポンドは、NY市場では買戻し一色となり、0.86台後半へと上昇した。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=c785ab04ebce30e39c07b0d8d29eb22a 【NY市場】一気にドル高・円高が進行、調整やFRB議長発言でへの外部リンク
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