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問題児再生プログラム特別学級を訪ねて(ルポ:“弱者”として生きるアメリカ)
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- 日本のソメイヨシノほど見事ではないが、ネヴァダ州リノ市でも、3月上旬から桜が咲き始める。街のあちこちで桜が見られるようになった頃、私はある特別学級を訪ねた。 特別学級の名は「Opportunity School」。Opportunityとは、「機会」や「チャンス」の意で、それらを作り出す学校となれば非常に響きのいい語である。だが同校は、市内の公立小学校で手に負えないと判断された児童を再生させるプログラムとして運営されている。 画像のクリックで拡大表示 本連載の初回で記した通り、私は過去にリノ市で最低と呼ばれる高校で「日本文化」の講師を務めた。モラルの欠片も持ち合わせない15歳〜19歳の若者と接しながら、アメリカ社会の歪を見た。

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