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危機の様相が一段と強まる米国の大豆需給
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シカゴの大豆市場では、上値を追う展開が続いています。
中心限月の7月限は今週に入ってから1227セント(1日の通常取引)の高値を付けていますが、これはリーマンショック前の昨年9月5日に1232セントをつけて以来の高値となります。
大豆以外に金融危機前の水準まで価格が回復した主要な商品は、金融危機以来、投資用としての人気が高まっている金、そして世界最大の生産国であるインドの減産が影響し需給の引き締まりが見込まれている粗糖、と僅かな商品に限られています。
ただ、大豆がこれらの商品と様相を異にしているのは、日を追うにつれ、さらに価格が上昇する可能性が高まっている点です。

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