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発行日時: 2008-5-7 7:15

【NY市場】金融不透明感復活も、後半は底堅さ示す

記事詳細
6日のNY為替市場、前半はリスク回避的な動きが強まり、ドル売り円買い が優勢となった。
きっかけは米金融機関の不調な決算。
政府系住宅金融 大手ファニーメイが評価損を拡大し、予想を上回る22億ドルの最終赤字 に転落したことや、ワコビアが第1四半期の最終赤字を下方修正、またメリ ルリンチが回収が困難とされる「レベル3」の資産が70%増加したことなど で、これまで落ち着きを取り戻していた金融機関への不透明感が再び復活 した格好となった。
先週のFOMCや雇用統計といった重要なイベントを通過、今週は特に重 要なイベントもない中、次の展開を探る調整の動きも出ている。
きのうは 原油急伸による景気への警戒感、そして、きょうは金融機関への懸念な ど、不透明感根強しといったところ。
ただ、不透明感が加速するという動きまでは出ないのも現状で、ファニー メイの決算説明会が功を奏し、急落して始まったファニーメイが逆に上昇に 転じる動きとなると、市場全体もリスク回避の動きが後退、ドルは下げ渋り、 円も伸び悩んで、動きの割には底堅さも一方で感じられた。
◆ドル円 サポート水準ブレイクもその水準まで戻す 前半のドル売り・円買いの動きから、ドル円はサポート水準であった104.70/ 80水準をブレイクした。
ダウ平均が100ドル超下落した際には104.00近辺まで 下落する場面も見られた。
中東勢もきょうは売りに回っていたようだ。
以前に 103.00近辺で買い支えていた向きと推測されるが。
しかし、後半に入ると株価もプラスに転じたことから104.70/80水準まで戻して いる。
この水準を完全回復し105円台を回復できるか注目される。
先週のFOMCや雇用統計といった重要なイベント通過後で、次の展開を探る 踊り場に来ている雰囲気だが、原油高や金融機関の根強い不透明感で、ファ ーストアクションはネガティブな話題が多い。
しかし、きょうは後半に戻す動き となり、今のところは下値も底堅いようだ。
◆ユーロは前半上昇も、強さは見られず 原油が過去最高値を更新していることや米金融機関の不調な決算などで、ド ル売り優勢から、ユーロドルは買いが優勢となった。
実需筋の緩やかな買い も観測され、一時1.5590近辺まで上昇、1.56台を試す動きも見られた。
しかし、後半は不透明感も緩んで、ユーロドルは1.55台前半まで戻し、ほぼ 往って来いの動きとなっている。
前半の上昇過程ではソブリン系が逆に売り に回っていたとの観測出ていた。
上昇はしたものの、ユーロ買いに対する強さ はまだ見られないとの指摘も。
◆原油上昇でカナダ買い加速 強い指標もサポート カナダ買いは加速、ドルカナダは一時パリティ(1.0000)近辺まで下落する場面 も見られた。
原油が相変わらず勢いが衰えず、きょうは一時122.73ドルまで上 昇しており、連日最高値更新の中、カナダは強い動き。
カナダ円も朝方の102 円台から104.70近辺まで一時上昇した。
きょう発表になったカナダのIvey景況感 指数が強かったことも、フォローとなったようだ。
ただ、カナダの住宅市場は鈍化傾向が見込まれているようだ。
カナダ不動産協 会が発表した住宅市場見通しによると、来年の住宅販売は4%下落、住宅価格 は4.2%上昇するものの、今年の5.3%よりは鈍化することが見込まれている。
2007年には11%上昇していた。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=1c32bd54c3c7edba39ef675963f325bc 【NY市場】金融不透明感復活も、後半は底堅さ示すへの外部リンク
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