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幻の「シボレー・モーター」構想(ニュースを斬る)
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- 米ゼネラル・モーターズ(GM)が1日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、倒産した。米政府のシナリオによれば、今後は「新GM」と「旧GM」へ会社分割され、新GMとして再生を図ることになる。 新GMはシボレーやキャデラック、ビュイックなどの事業部で構成される。規模で圧倒的な存在はシボレー事業部であり、新GMは「シボレー・モーター」と呼んでもおかしくない。一方、ポンティアックやサターンなどの事業部を抱える旧GMは清算される。 これで、GMは半世紀以上も前の提言をようやく受け入れる格好になる。米経営学者の故ピーター・ドラッカー氏の提言だ。 ドラッカー氏は第2次世界大戦中に「GM初のコンサルタント」としてGMを内部から徹底調査し、調査終了後に同社幹部に向かって「シボレー事業部をスピンオフ(分離・独立)すべきた」と主張したのである。
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