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郵政民営化は、お手本を失った(すべては倉庫番が知っている)
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- 日本の郵政民営化を強力に推進した小泉純一郎・竹中平蔵ラインが、手本として盛んに持ち上げた「国際インテグレーター」の事業モデルが瓦解している。世界中に張り巡らした輸送ネットワークとフルラインの物流サービスを兼ね備えた総合物流会社というビジョンは、物流市場において今や説得力を失った。 グローバル物流市場で4強とされる会社をご存じだろうか。売り上げ順に、独ドイツポスト、米UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)、米フェデックス、蘭TNTである。このうちドイツポストは、独郵政局が民営化して大手物流会社の米DHLを買収したもの。UPSとフェデックスは米国の国際宅配会社、TNTはオランダ郵政局が前身だ。
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