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【東京市場】ドル安継続も株高がドル円をサポート
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1日の東京市場では、先週末の海外市場の流れからドル安が続いた後、円売りが入った。
ドル安推移を受けて、ドル円は94円台後半へ下落、ポンドやオセアニア通貨は先週末の高値を上抜いた。
オバマ政権の高官のコメントとしてGM破綻の詳細が伝えられた後、アク抜け感から株式市場が堅調に推移し、円売りを誘った。
オバマ政権の高官は、GMは1日に連邦破産法を申請へ、GMは破産法手続きを60〜90日で完了へ、米財務省はGMに301億ドルのつなぎ融資を行う、カナダ政府とオンタリオ州政府もGMに95億ドル融資、などと述べた。
◆日経平均堅調、クロス円は往来 ドル円は95円台半ばから94.70水準まで下落。
先週末の流れを引き継いで、仲値公示前後からドル売り・円買いが強まった。
ただ、午後になると日経平均が上げ幅を拡大したこともあって、95円台序盤へ切り返した。
米株価先物もしっかりと推移。
クロス円はドル円の下げにつられる場面もあったが、株式市場にサポートされ、往来。
ユーロ円は134円台後半から134円割れへ下落した後、134円台半ばまで戻した。
ポンド円は154円台半ばから153円台半ばへ軟化した後、154円台半ばへ往って来いの展開。
◆原油は67ドル台へ上昇、ドル安の流れも継続 豪ドル/ドルは予想を下回る豪小売売上高を受けて瞬間的に売られる場面もあったが、対主要通貨でドル安の流れが継続したことで、0.80割れから0.80台後半まで堅調に推移。
NZドル/ドルは0.63台後半から0.64台前半まで上昇した。
原油が7ヶ月ぶりの高値を更新するなど、コモディティ価格への資金流入もオセアニア通貨をサポート。
ユーロドルは1.41台半ばを中心にしっかりと推移。
ポンドドルは1.61台後半から1.62台半ばまでドル安が進んだ。

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