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20年後の回顧録、波紋必至(FINANCIAL TIMES)
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- 中国共産党の趙紫陽元総書記が死去した4年前、中国国内での報道は国営新華社が配信したわずか2行の記事だけだった。 1989年5月18日、6日目を迎えた学生らによるハンガーストライキをやめるよう天安門広場で説得する趙紫陽総書記 (写真:AP Images) 中国当局は、1989年に起きた天安門事件で民主化を求めるデモ運動の武力鎮圧に反対して失脚した趙氏の死によって、あの大虐殺に関する論議が再燃することを恐れたのである。 しかし、趙氏の口は封じてはおけなかった。天安門事件20周年まであと数週間というタイミングで、趙氏が極秘裏に残した回顧録が出版された。その回顧録は、趙氏の友人や知人が国外にこっそり持ち出した20本のテープに録音された内容に基づいている。

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