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【ロンドン市場】円安からドル安へ
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週末のロンドン市場は円安及びドル安が目を引いた。
序盤はクロス円を中心に円安が進んだ。
高金利通貨の買いが強く、豪ドル円は77円手前、NZドル円は61円台前半まで上昇した。
クロス円の買いが波及し、ドル円は96円台後半まで上昇した。
ただ、欧州勢主導の時間帯に以降すると円安が一服。
欧州通貨を中心にドル売りが膨らみ、ドル主導の値動きに転じた。
ユーロドルは1.40台前半から1.41台前半、ポンドドルから1.60台前半から1.61台後半まで上昇。
ドル円は序盤の高値から大きく値を崩し、95円台後半まで反落している。
世界経済の回復期待が強まる中、市場の関心は米国の財政悪化に注がれているようだ。
クレジット市場の緊張緩和もドル安要因。
3ヶ月物の米短期国債とユーロドルLIBORの金利差を示すTEDスプレッドはリーマン・ショック前の水準に落ち着いている。
過度の悲観論が一服したことでドル買いが巻き戻されている可能性もある。
◆金融庁 レバレッジ規制を発表、市場で戸惑いも 金融庁は18時過ぎ、FX取引に関するレバレッジ規制案を発表した。
法案公布後に段階的にレバレッジを見直し、最終的に25倍にするとしている。
レバレッジ規制案の発表直後はドル円が売られ、クロス円も弱含むなどやや円高に振れた。
規制発表で個人投資家の間で戸惑いも出ているようだ。

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