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【ロンドン市場】円全面安、東京の流れ引き継ぐ
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28日のロンドン市場は東京市場の流れを引き継ぎ、円安が進んだ。
ドル円は97.05レベルまで買われ、5月12日以来の水準を回復した。
クロス円はドル円以上に買いが強く、ユーロ円は134.80レベル、ポンド円は154.85レベルまで上昇した。
特にNZドルが堅調だった。
NZドル円は60.70レベルまで買われ、直近高値の60円台半ばを突破した。
東京市場で伝わった格付け会社S&PによるNZ格付け見通しの引き上げが好感された。
S&PはNZの格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」へと引き上げている。
◆クロス円一段高、ドル相場に波及 きょうは円相場がマーケットをリードする形となった。
クロス円の上昇が波及し、ドル円以外ではドル売りが優勢だった。
ユーロドルは1.38台前半から1.3900付近、豪ドル/ドルは0.77台後半から0.78台半ばまで上昇した。
ポンドドルは一時調整売りに押されたが、後半は1.59台後半まで切り返している。
◆ポンド 小売統計悪化を乗り切る きょう発表された5月のCBI小売統計は-17と2ヶ月ぶりに悪化したが、市場の反応は限定的だった。
発表直後はポンド安に振れたが、すぐに切り返すなど、ポンド相場への影響は限定的だった。
市場は英経済の停滞をかなり織り込んでいるようだ。

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