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消費者はもっと自由に、企業はもっとダイナミックに(勝ち残るためのダイバーシティー・マーケティング)
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- 過去の日本のマーケットは、多様性の低いマーケットだったと言えるのではないでしょうか。特に1960年代から2000年に入るまでの間、「1億総中流社会」と言われるように、終身雇用に支えられ、日本経済を大きく成長させた団塊世代を核に、大方の国民は、「上流でもないけれど下流でもないそれなりに豊かな生活」を手に入れ、マイホーム、マイカー、家電製品に代表される耐久消費財に手が届く時代を送ってきました。 この時代のマーケットは、所得、世代、性別、エリア(国)の多様性は低く、企業が収益を最大化するには、一般大衆に向けた汎用的な商品をマス広告で訴えることが最も有効な手法だったと言えるでしょう。 しかしながら、2000年に入りマーケットは急速に多様化しており、企業はマーケットをひとくくりに捉えて戦うことが難しくなってきています。
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